中華航空を使う度に毎回トランジットで立ち寄っていた台北。たまには台北を目的地にしてみよう!ってことで、相方のマイレージを使って行ってきました。

第1日目
 前夜ちょっとしたアクシデントがありまして、寝不足&準備不足のまま成田へ。タラップ(今時成田でこんな目に逢わされるとは!)をヒーコラ言いながらどーにか登って、売店で買ったばかりの台北ガイドブックに目を通してると、早速美人客室乗務員に
「%£@$§ΗΘΩ」
....多分シートベルトをお締め下さいと北京語で言ってるんでしょう、はい。毎度の事ながら何故私に限って素直に日本人旅行客と思って貰えないのでありましょうか?今回は日本の航空会社だから大丈夫だと思ってたのに...幸先の良いスタートです。:p

 この日は天候が良かったせいか 眼下に見える景色が素晴らしく、本当は眠いのに離陸後ずーっと窓に釘付けになる私。榛名山、房総三浦半島(相方の前の職場もハッキリ)や箱根芦ノ湖周辺の様子が眺められただけではなく、なんと富士山の噴火口をまるで手が届きそうなところに見ることが出来ました。こんなものを本当の真上から見るなんて滅多にできない経験。これが定期ルートだなんてやるねJAA。その後も関空や桜島など西日本見物しながら一路台北へ。

 台北に着いてまず今回の宿泊先、圓山大飯店へ向かいました。市内に向かう途中の丘にそびえ立つ超ど派手な中華風のホテルです。昔は国賓級のゲストが使う一流ホテルでしたが最近そんなこともない...らしく意外とリーズナブルなお値段で泊まれます。

 ちょっと節約してバスで向かったんですが、案の定とても徒歩では行けないような距離の停留所で降ろされました。いえね、実は前回もこのバス降りてからタクシーってことになったんだけど、今回に限ってはバス会社の地図じゃ停留所がホテルの目の前にあるかのよ うに書かれてたので、まさかと思ったんですけどね。まあ、どっちにしても丘を自力で登るのはかなり大変そうだし、台北のタクシー代なんて知れてるので構わないんですがぁ。走狗巴士は、何故だか英語名では「Free go bus」とタダで乗れるみたいな表記になってるのも含めて要注意であります。

 初めて足を踏み入れた圓山大飯店は外観からの印象を裏切ることのないゴージャスな作りで、ロビー中央の大階段はラストエンペラーごっこや蒲田行進曲ごっこするには最適な造りになっています。とにかく無駄に広いホテルで、所々草臥れた絨毯なんかが盛者必衰な感じでいい感じ。さすがに悪名高き窓のない バジェットルームは嫌だったのでスぺリアーを予約していたら別館の方に案内されました。水回りは広々していて1泊1万ちょいならまあこんなものかな、ってところです。
←圓山大飯店全景とロビー
←別棟、金龍庁の入り口と客室
 

 とにかく眠かったのでまずはしばし休憩。起きてから翌日予約してある出張足裏マッサージの確認電話をし、早速士林夜市へ。タクシーに「すーりんいぇーすー」と言ったら一発で通じてちょっと気を良くしてしまった私でした。が、結局これがこの旅で唯一通じた北 京語であったトハ。
 士林夜市は毎回訪れる場所なんですけど、屋台のある観光市場の方は今回初めて。まだ5時なのにぼちぼち地元の人で混み合い始めていました。ここを参考にするまでもなく人気店は人の集まり方で一目瞭然な状況。とにかく人の多いところを狙って指さし確認でお目当ての物を食べ歩くこと小一時間。相方の一番のお目当てだった豚の脳味噌スープを飲んだところで双方より「腹一杯で参りました」宣言が出たので、次は隣の夜市を散策。金曜のせいか早いのに相変わらずの混雑具合です。CD屋でカラオケCDや韓国ドラマサントラ、エアサプライのCDを買って早々に退散、次の目的地である茶藝館、紫藤廬へ。
←観光市場 ←士林夜市 こちらにも屋台多数あり

←相方お気に入り、豚の脳味噌スープ。豆腐みたいで意外と美味い。
 

 紫藤廬は日本でも有名な茶藝館ですが、私達は今回初訪問。乗ったタクシーが1ブロック手前で停まったため、図らずも周辺の住宅街を散策しながらお店を探すことに。果たしてお店はタクシーの停まったすぐ近くに、大通り沿いのロケーションには似つかわしくないぐらいの静寂な雰囲気で開いていました。店内は椅子席 と畳席があって、私達は窓際の椅子席に座らせて貰いました。店内は地元のお客さんしかいなく、それぞれ思い思いに時間を過ごしているような様子。
 お茶はメニューから、お菓子は持ってきたお盆から好きなのを選ぶスタイルで、一煎目はお店の人がやり方を示しながら煎れてくれるので、言葉が通じなくてもなんとかなります。私は一煎260元の阿里山!錢相方は一両300元の東方美人を選んだので、まず阿里山から。............................うめー。なんという心地の良い香りでしょう。私達も結構良い高山茶飲んでいる方だと思いますが、阿里山でもこんな素晴らしいのはそうそうない!って早くも興奮。あー冬茶のシーズンに来て良かった。相方セレクトの東方美人も品格のある味わいで、正直東方美人はさほど好きじゃなかったんだけどこれで見方が変わりました。東方美人、美味しいです。

 カボチャの種を囓りながら、お茶飲んでしゃべったり庭を眺めてたりしたら結構いいお時間になってしまったためホテルに帰還。唯一足りないのは酒!ってことでバーに行こうと思いましたが、チャージ一人約700元というお値段にビックリ、ルームサービスの紹興酒で乾杯して初日の夜は更けゆくのであーる。

第2日目

 毎度のことですが、台北の旅の主目的は茶葉と茶器探しな私。この日は1日茶関係に費やすつもりで意気揚々とホテルを出発したのでした。まず朝飯をと、ガイドブックに載っていた圓山駅近くの肉包の店へ。これがまたよくガイドブックに出てた なぁ〜って感じの場所と客層でして、ものすごく繁盛してるものの当然ながら観光客は私達のみ。料理は肉包と酸辣湯の二品だけで、これをいくつ頼むかってのをチョイスすればいい...らしいです。番号札をテーブルに置いておくと順番に注文を聞きにくるシステムになってるらしいということがどーやら分かり、何を話しかけられてるかさっぱり分からないながら「パオ1、(隣の客のスープ皿を指して)2」と言ってみたらオーダーはあっさり通じた模様。尚、後から相方から「スープはタンと言えば通じたよ」と指摘されました。そーだよ、それそれ。日頃からメニュー読む尽くすのが趣味な人は違うね!
 出てきた肉包は皮がふんわり、中の肉汁がほどよくしみ込んでて見た目よりパクパクいけました。一人蒸篭1個じゃ多すぎるかと思ったけど、これなら全然いけますね。酸辣湯も美味しくお腹に優しい味わい。

 朝飯も食べたところでまず福華大飯店地下の奇古堂支店から。まあ、これだけのお値段ですからまず間違いのない茶葉なんですが、熱心なあまりちょっと宗教じみてるところが難というか。 ネットでの評判は芳しくないようですが、私は1煎目の特有の味わいが好き派なので、洗茶をしなくてもいい(1日目の紫藤廬も洗茶はなし)茶葉を常時扱ってるという点だけでも評価していいお店だと考えるんですけどね。洗茶の要、不要は品質が問われるところだと思うし、私の経験した中で言うと奇古堂を越える品というのは、結局奇古堂以上のお値段でございました、ハイ。また独特の薄い茶器も手軽に高山茶を愉しむ方法として決して間違ってないし....初心者に優しい、これ大切だと。
 お店では予想通りまず先客と一緒に鳥頂鳥龍茶を振る舞われまして、いい茶葉とはなんぞやのレクチャーに耳を傾けること20分。とにかくここのお茶葉は10煎まで出る!のが自慢ですから、ここで水入り(?)をしないとずーっとコレでお腹ガボガボになっちゃうので、先客も帰ったところで本題「阿里山、奇來山以外でなんかお薦め高山茶ない?」と尋ね、試飲させてもらいました。因みに今回の店員さんは割と宗教色薄く、東京で奇古堂茶葉の飲める店など教えていただいたり、またーりしつつ買い物できました。お買い上げは鳥龍茶、奇古堂オリジナル(ってーかこれがオリジナルでもなかったってーのが後に判明するのだが)聞香杯&茶杯のセットX3とこれの入る竹製ケース。所要時間1時間。

 次に福華大飯店近くにあるお茶屋で昼食&茶葉選びと思ってたのですが、ここで大問題が!なんとお店情報をプリントアウトした紙を忘れた....初めて行く店なのにこりゃダメだ。うろ覚えの店名を元に福華大飯店のコンシェルジュに聞いてみるものの、「その名前は良くある名前だから...」と困惑され、最終 的にこれまたうろ覚えの「確か駅前のスタバの隣かなんかだったよーな?」と言ってみたら「あー、スターバックスならあります。でもその店が近くにあるかは確かじゃないですが...」ってなことで、取りあえずスタバの位置を教えて貰い探してみることに。暑い中、ちんたら5分ほど歩きながら行ったら...ありました !茗心坊。ちっちぇー。それに茗の字、私ビミョーに間違えてたアルよ。御免なさい。>コンシェルジュにいたベルの人
←関係ないが手前の店、相撲で日式鍋といえばちゃんこかと思ったらただのスキヤキであったりして

 さてまずお昼を済ませてしまえと、店長お薦めの麻油鶏麺線 を頼んでみました。ちなみに鳥の腿も上と下では20元ほどお値段が違います。スープはキャベツ入りで生姜と煮込んでるようで、見た目よりもずーっとあっさり。これを温かい素麺の上にかけて食べますと麺の塩気でほどよいお味に。ほんの1時間半前に朝ごはん食べたばかりだというのによく食えるなぁ〜と.....自分で感心してる場合じゃないって!
←左が下、右が上

 ところで茗心坊 は自分のところで行う高密度焙煎で知られてるお茶屋であります。訪ねたのもそれがいかがなもんか試飲したかったからでして、食事の後は入り口で試飲タイム...と、ところが本当に小さいお店だし、すでに先客が2名試飲を始めてるのを見るとどう切り出していいものやら。しばらくお客さんの様子を眺めてましたが、大体お茶屋の客がすぐに帰る方がありえないわけ無し。ダメそうならしょーがない、と覚悟を決めて入り口に向かうと、先客と話し込んでいた店長が「一緒に飲んで下さい」と*無事*声を掛けてくださいまして、すし詰め状態でお茶をいただくことに。ここはすべて1斤単位(600g)の販売で、鳥頂だと大体2000元以下でありますから決して高くないようです。しかし最初に振舞われたのは4000元以上の物でしたが.....さすがに美味いはずだ。
 丁寧に扱われてる茶葉なだけあって、旧正月前のバーゲンで1200元也の鳥頂も悪くなかったものの、いかんせん高山系は沢山買ってあるので....と棚を見渡してみると台湾では珍しく(?)ポーレ ー(プーアール)の塊が。これを飲ませて下さいとお願いすると、茶壷から冷めたポーレー茶を注いでくれたので飲んでみるとこれが!甘くて美味い。聞いたら前日煎れた茶葉だってことでまたびっくり。
 いつのまにか試飲の輪に加わった店長の友達(?)という人曰く、やはり台湾人でもポーレーに関しては良く分かってない人が多くて、騙されて質の良くないものを掴まされることはあるのだそう。この店は古いポーレイでも一度高密度焙煎でカビなどをきっちり落とすので特有の土臭い匂いが抑えられてる...とここでなにやら「アレを食べてみて!」と表に何かを取りに出る店長と友達の父。持って戻ったのはなんとお店オリジナルのポーレ ー茶ゼリー。ええと、いいんですか、と薦められるままに食べてみると紅茶とコーヒーの中間みたいな味わいでこれまた美味しい。甘味は抑えられているものの甘いの苦手な相方はどーかなぁ?と横を見ると.....私より早いスピードでパクパク食ってますよ、あなた!気に入っちゃったらしく。

 結局20年物のポーレ-を買ってお店を出たらもう午後2時過ぎ。2時間も経ってるyo....でもゼリーまでタダで食べさせてくれるとは良いお店でしたなぁ。店長も静かですごく人のよさげな人でした。ゼリーやら茶杯やら来る客全部にサービスして、商売成り立ってるのだろうか.....って私の心配する事ではないですね。

 さて次のお店の話をする前に。
 この日は4時半からホテルの自室で足裏マッサージをしてもらう手はずになってたため、時間的にあと1軒で戻らないとダメだねってことになりました。オプションは1.問屋街にカラスミを買いにいく、2.もう1軒お茶関係を回る。バランスを考えれば1.の方が良かったのでしょうが、あんなにお茶腹になった後にも関わらずどういうわけか2.だというので合意してしまったこと。考えてみればここから運命の出会い(?)は始まっていたのかもしれません。
 茗心坊 の次に向かった店は、ほぼ毎回訪ねているお店です。とある有名ホテルのアーケードにある茶器専門店で、大体どんなガイドブックにも載っています。例の女優Wが書いたバイブル本にも登場するお店です。店主は日本語の流暢な品の良い中年女性で、私たち二人だけの中では通称「犬おばさん」で通ってるのですが、これはあんまりな言い方なので、ここでは「狗小姐」と呼ばしていただくことにしましょう。ってここまで書いてお店の名前をださねーというのも意地悪に思われるかもしれませんが、ご存知の方はこれでピーンとくるはずですし、こない方も調べりゃすぐ分かることなので...とゆーことで。

 で、こちらのお店ですが、お店の入ってるホテルが近頃オーナーチェンジで名前が変わったそうで(またヒントか?)、新しい名前を探り当てて行って見たところ、大幅な改装工事の真っ最中でした。後で狗小姐に聞いたところではお店も改装のため少し前まで1年も休業してたとのことで、そんなことを全く知らず偶然新装開店後に来れたのも運命その2。更にアーケードのお店配置は大幅に変わったのにも関わらず、どういう訳だか迷うことなくお店を発見できたのも運命その3。そして「あーここだよぉ」なんて言いながらお店入り口に近づいて行くと、奥から「あらぁ〜!久しぶりねぇ。3年ぶりぐらいなんじゃないのぉ!」と弾けるような明るい声で狗小姐が出てまいりました。そりゃ毎回来てるっていっても今度で3回目だし、以前も凄い買い物をしたってことでもないのに.......よく憶えてましたねぇ!で運命その4。こっちも驚いてしまい、誰か別の人と間違えてるんじゃないか と思いもしたんですが、以前買ったものとかその時の様子など本当に(それもかなり正確に)覚えていた模様。恐るべき記憶力。
  お店は以前の倍の広さになって、陳列できるスペースも格段に増え...目移りしてしまう、これ危険。店内は以前より明るくなりましたが、雰囲気は昔のまま落ち着ける感じです。狗小姐自ら(って狗小姐しかお店にいないわけだが)改装のポイントを案内&説明 くださりながら、何飲む?ってことでここは確か狗小姐が好きだといってたジャスミン茶をお願いしました。あとはいつものごとく腰を落ち着けて、茶器を色々見せてもらったり世間話をしたりと.....気をつけないと平気で3時間4時間居座っちゃうわけですよ。

 狗小姐は勿論商売人であるのだろうけど、それと同時に本当に自分のところの品々を愛している人なのです。狗小姐のところの茶器は、狗小姐自身が作家さんと相談しながら作ってもらってる物 もあったりして、手書きの品などお店にあるものを全部出してきて「手書きだからみんな表情が違うの...ほらほら、見て。こっちは親鳥がふっくらしてて...ほらこっちのひよこは嘴がかわいいでしょ.....茶壷の方はお父さんも描かれてるの。ねぇ、番いになってるでしょ?」と、 心底嬉しそうにひとつひとつじっくり見せてくれるくれる次第。時には自分の私物まで見せてくれて、延々と茶器談義にお付き合いしてくれます。ところがこんなフレンドリーさも、気に入らないお客さんが来た途端急冷。気に入らない客というのは主に狗小姐の店を市井の土産物屋と同じレベルと勘違いしているような観光客とか、品のない人 などみたいなんですけど。
 私たちの知る限りですが、狗小姐のお店の常連さんはかなりいい筋の趣味人が揃ってますから無理に自分を抑えてまで気に入らない客に遜る必要がない、ってこう書くと傲慢な店主だと思われるかもしれませんが、実際傍で見てて気持ちはとっても良くわかります。プリントの茶杯と作家物と差が分からず、全く同じようにぞんざいに扱う客が......いるんですよホント。例えば狗小姐の店の名前でネット検索してみてください。自分の茶器コレクションと称して狗小姐の店で買ったらしいプリントの聞香杯&茶杯を、それは美しい写りの写真で紹介してる人なんて複数名いらっしゃいますし。だーかーら、それ工芸品じゃなくてただの工業品ですって。世界発信するほどのコレクションじゃありません。中国茶通と 周囲から言われてるであろう人でこのレベルですから、趣味の無い観光客なんてもっと酷いことはなんとなくお分かりいただけるかと。実際、無残に壊される上物の茶器が後を絶たないそうです。
 誤解無いように加えておきますと、狗小姐が客を選別してしまう基準は買い物の金額とか、茶器への造詣の深さとかではないと思います。もしそれなら私らなんて憶えられてる どころかお相手下さるわけも無く。結局はマナーの問題となるのでしょうか。狗小姐はちゃきちゃきの台北っ子(?)なので、やっぱここは気持ちよく買い物できた方が得だと思い...うん、まあ私が言うのも余計なお世話だけど。なんか 某旅行記に狗小姐の店で延々値引き交渉して、お茶煎れるときに使うタオルを数枚ゲットした話なんかが書いてましたが、狗小姐は相手が気に入ればものすごく気前が良いので別に頼まなくてもそんなもの付けてくれます って。残念。

 先に書きましたがこの日はマッサージのため余り時間がなかったため、後ろ髪を引かれつつ1時間半ぐらいでお店を後にすることにしました。買ったのは蓮の絵付けの聞香杯&茶杯のセットを柄違いで2セット、母へのお土産にお店オリジナルの茶海(これがとても便利で私も愛用してます)、あと以前狗小姐に貰った茶菓子が今回は売っていたので(これも偶然らしい)こちらも2箱。このお菓子黄な粉っぽい触感のピーナッツ菓子なのですが、狗小姐曰く名前は特にないとか。一応空港では落花酥という名で売っているようですが。

 ところで別れ際(焼酎などのスピリッツ系が好きと以前言ってたので)「今度東京にきたら一緒に呑みましょう!」と挨拶したら、なんと「そうね、今晩でもいいよ!なんか予定ある?」と突然のお誘い。嬉しいんだけど受けて迷惑でなはいかなぁと考えましたが、狗小姐、お母様と同居してるものの高齢なので帰るときには先に休まれていて、物音立てないように食事を取るのも遠慮しているという話でしたので、じゃあ寧ろ一緒に夕飯という方がお互い楽しく過ごせていいのかぁと、勝手に良い方に解釈させていただきました(笑)。相方もその気満々な様子でしたので、お店の終わる時間にまた伺う約束で一旦ホテルに。

 

 そして驚くべき(ウソ)カラテ式足裏マッサージや狗小姐との台北の夜。豪華レストランでの飲茶や問屋街の話などまだ旅のエピソードは続く。