第一日目 

1日目の目的は今年で40周年を迎えた下田海中水族館 http://www.shimoda-aquarium.com/ 訪問。
左は駐車場からのエントランス。本棟の玄関口はここを降りた下にあります。
玄関口ではでっかいウミガメたちがお出迎え。
(指を入れるなって、この亀池、柵が全くないんですが大丈夫なんですかね?)


 

下田海中水族館は入り江を利用した配置になってます。玄関口から中に入るとすぐ桟橋の通路に出て、メイン水槽の
あるアクアドームへと繋がってます。アクアドーム前では入り江をプールに見立てたイルカのショーが行われてます。
観客はそれぞれアクアドームや左右の桟橋の好きなポジションからイルカショーを見れるという次第。
全体的に地味目な構成でしたが、それも水族館自体のひなびた感じと妙に合って、微笑ましかったりします。


 

下段右の後に写ってる緑屋根の建物が本棟。。。といってもチケット売り場とみやげ物屋&レストランしかありませんが。
入り口だけ立派というハリボテ感が、この水族館のひなびた感じを更に強調していい感じ。



 

地味と言ってもこれぐらいのことはやったりする。


 

エースのサーフ君、お兄さんと熱演中。それに応えて仲間も頑張る。。。が、アノ、後に近づくものは一体?


 

その正体はスワンボートならぬイルカボート。ショーをやってる最中でもこれで入り江を自由に回れます。だから。。。


 

更なるベストポジションを求め近づくお客さんたち。

こんな状況の横でイルカたちがジャンプするわけだから、そりゃ大技は危険すぎて繰り出せないだろう。。。
 

んで、ここのイルカちゃんたちには流行の韓流を押さえたラインアップも。
微笑みの貴公子ならぬ小公女なんですかね?ちょっと流し目。


 
 

では、今回一番の目的であるラッコたちに会いにいきましょう。
ラッコのいる建物は、桟橋を渡りきった対岸にあります。
 

ラッコハウス前。

ホームページによると「白いおしゃれなラッコハウス」とありますがぁ、なにやら80年代にタイムスリップしたような佇まい。
高原の風を感じる仕様になってます。実際は海風だけどなッ!
イラストか?このイラストがナニなのか?
 

この「おしゃれなラッコハウス」にお住まいのラッコさんたち。
まず御歳16歳の長老、ハローさん♀。


歳を感じる真っ白なお顔がとても愛らしい感じです。熱心にグルーミング中。
(ラッコは歳を取ると顔から段々白くなってきます。ラッコの寿命は大体20年程度と言われてます)

[動画] ハローの毛づくろい
 

その横を縦横無尽に泳ぎまくる♂がリク君、6歳。
そう、ここのカップルはルミ子もビックリの姉さん女房なのであります。

顎から胸にかけてのラインがなんとなく男の子っぽい。
 

動き回るから喉が渇くのか?ガラス面の散水が始まると、真っ先にガラスに張り付いて水を舐めてます。
それも普通にぺろぺろするだけでは足りないらしく、舌をガラスにつけたままデロ〜ンと左右に横切っていく。
お前は小学生かッ!


 
 

そしてやって参りました、お食事タイム。
下田では様々な海獣、魚を飼育係の人がマイクで生態を説明をしながら給餌を行います。なのでお食事タイムを追う
だけでも、ちょっとした物知りになれます。

因みに下段、左がハローで右がリクのお食事風景。こう見ると2頭の区別がいかに容易かお分かりいただけるかと。


実はこのラッコのお食事タイム、他の水族館ではあまり見れない光景を楽しむことが出来ます。
それは長老ハローがやってくれるホタテの貝割りだったりするのですがぁ。。。
 

↓決定的瞬間。

えっ?ナニが何だか分からないって?
じゃあ、こちらの動画をご覧下さい。↓

 [動画] ハローおばあちゃんのホタテ割り
 

見ましたか!?
この動画を撮るがために来訪したんですよ、私らは。
こんな派手に割っておきながら貝柱しか食べないであとはポイ!
そんな好き嫌い言ってると大きくなれませんよ。。。ってもうおばあちゃんだってーの。

因みに後から来たのに私らの前に割り込んできたチビッ子は、これが始まった途端、ビビッて
泣き出しそうになりながらスゴスゴ立ち去っていったのが印象的でした。
ハローおばあちゃん、お主も意外と悪よのぉ。くっくっく。
 
 

しかーし。子供が見てはいけない時間は、食事タイムが終わってからが本番でありました。。。
 

その2に続く