さて、待つこと2時間20分。最終の4時20分からのお食事タイムを観察しました。

 その前にあった3時40分からのバイカルアザラシの給餌時間は物凄い人だかりでしたので、開始予定10分前からラッコの水槽前のベンチを場所取りしまし た。。。が、何故か人は全然来ず。スターのラッコちゃんたちのはずなのに。。。おかしい。
 もしかして今度のお食事タイムはキャンセルなのか?と不安に思っていたところ、定刻どおり飼育係が餌のバケツを持って入ってきました。この回の餌はイカ とホタテ(?)がメインのようです。

 まずヤング組。海獣はお任せ!といった風情の 飼育係のお父さんから順番にイカを貰う。


ヤング組においてはまず水中から飼育係さんに握手、そのあと陸に上がって立ち姿で吻タッチ、
そして餌を貰うという一連の動きが義務付けられている(?)様子。

<動画>
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そして一方我らがアダルト組は


水族館暮らしのベテランですし、その気になればこういう芸当も出来るようですが



頑張ったところで体力消耗するだけなので、基本的に陸には上がりません。そして食べる場所も飼育係さんのそばをキープ。
さすがアダルト、動きに無駄が無い

<動画>
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隣のプールではヤングなお嬢さんたちが、貰った餌の好物度合いに応じて歓びの軌道を大きくしたり小さくしたりしながら



水槽一杯グルグル回ってます。分かりやすいで すねー。

<動画>ゲソいただきましたー!(居酒屋店員風)
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<動画>人が食べてるものはアタシも欲しいお年頃。
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 それぞれのラッコの個性が垣間見れる楽しい光景を間近で、それもほとんど二人占め状態 で見れたのは、最高の思い出になりました。ラッコちゃんたちが撮りやすい様、色々ポーズを決めさせてくれた飼育係のお二方、本当にありがとうございまし た。東京から遠路はるばる来たかいがあったというものです。鳥羽水族館のラッコ水槽は天窓から自然光が入ってくるし、水質もプールの中も綺麗で、ラッコの ために出来る限りの環境を整えようと努力されている様子が素人目にも分かりました。鳥羽のラッコたちがこのまま元気で健やかに長生きしてくれることを、心 より願っております。(できたらヤング組には赤ちゃんの誕生も期待)

 それにしてもラッコは誠に面白い!こんな興味深い生き物がこの世にいるということだけでもおばちゃん、感動してしまいます。次はラッコが丹念にグルーミ ングする様子を是非観察しに行きたいものです。グルーミングを見るとなるとやっぱ朝の時間帯がいいでしょうかねぇ。まだまだラッコめぐりの旅は続きます よーぉ!


終わり

番外編